ライブ配信プラットフォーム「Aライブ」について、前回よりちょっと深めに考えてみます。
Introduction

うーん、むむむむむ……

どうしたっちゃん?

ライオンさん、いつ会ってもうなってますね。

あっ!
ちょうどよかった、また教えていただきたいことがあって……

このあいだの、Aライブかっちゃん?

その様子だと、思ったより大激戦で、この先が心配ということでしょうか。

……!
スーホ先生、ボクの心が読めるんですか!?

めちゃくちゃわかりやすく、顔に書いてあるっちゃん。
よっしゃ、ちょっといっしょに考えようっちゃん。

かくかくしかじか……

うーん、なるほど。
残った12人、それぞれ手ごわそうっちゃんね。

確実な必勝法はないにせよ、なるべく有利に戦う方法、ないでしょうか。

カギになるのは、やっぱり属性の使い方だと考えられますね。
これを効率よく使っていくことがポイントだと思います。

それはわかるんですが、具体的に何をどうしたらいいものか……

よっしゃ、ひとつずつ解説していこうっちゃん。

その前に、まずは前回の解説を読んでおいてくださいね。

(……誰と話してるんだろう?)
序盤戦(4/1~6)

考えやすくするため、決勝ラウンドの期間を、「序盤」「中盤」「終盤」「最終枠」の4つに分けようっちゃん。
それぞれで、ちょっとずつ戦い方が違うっちゃんよ。

あ、それって LINE LIVE とか SHOWROOM とかでもいっしょのやつですよね。

基本の考え方は、そうですね。
ここで改めて、おさえなおしておきましょう。

まずは序盤戦。
ここではポイントについてはあまり神経質にならなくていいっちゃん。
毎日ライバーさんめぐりをしてハートを集めて、ハートBOXができたら投げる、の繰り返しっちゃんね。

本選と違って、決勝ラウンドの出場者は12名。
基本的に1日に贈れるハートBOXはひとつまでと思った方がいいですね。

そのほかのギフトは、投げても投げなくてもいいってことですか?

そうっちゃんねー。
誰かが大きいのを投げてくれて、先頭集団におどり出たならそれでよし。
地道にやってくならそれもよしっちゃけど、8位より下に落ちるようなら、ちょっと燃料くべるといいっちゃん。

その心は?

中盤・終盤にもいえることですが、「ここから逆転は難しいかもなあ」と思わせる状況を作ってしまうと、リスナーのモチベーションに悪影響を及ぼします。
また、ふらっと配信を見にきてくれる新しいリスナーさんも、あまりに下位の候補者さんだと応援しにくいものです。

ニンゲン、勝ち馬に乗りたい習性があるっちゃんもんねー。

……なぜワタシを見ているんですか?
中盤戦(4/7~10)

続いて中盤戦。
このくらいから、本格的に「下位に沈まない」ことを心がけるようにするといいっちゃん。

具体的には、上半分の6位以内をキープしつづけたいところですね。

決勝では、グランプリは問答無用で1位の人なんですが……。
2~5位の中から2名、審査員賞の枠があるんです。

ということは、その審査圏内……5位キープを目標にするっていう考え方もありっちゃん。

最終的に何位を目指すのかによっても、違ってきそうですね。

そうですね。
なにがなんでも1位を取るのか、5位までに入って審査員賞を期待するのか。
中盤戦を終えるまでには、その方針を決めておく必要があるでしょう。
終盤戦(4/11~13)

そしていよいよ終盤戦。
ここからが正念場です。

ゴクリ……

本選、そして決勝ラウンド中盤までの動きを観察することで、最終ポイントがどれくらいになるかの予想が多少は立てられるようになっているはずです。
それを1日ごとに再試算しながら、粛々と最終枠への準備を進めていく時期ですね。

準備……というと、具体的にどんなことでしょう。

まずは最終枠での戦い方を、リスナーみんなで共有することっちゃん。
属性ランプ全点灯を狙っていくのか。狙うとするなら、属性でやるのか魔獣でやるのか、はたまたダブルでいけるのか。

もちろん、属性ランプを狙うならば最終日の前日までに、リスナー側で属性を変更する必要も出てきます。
自分はどの属性を担当して、いつ何のギフトを使えばいいのか。その役割分担を、しっかり決めておかなくてはいけません。

このあたりのことは、後であらためて説明するっちゃんね。

これ、どこかで会議する場を作らないと難しそうですねー。

ライバーさんは必ずしも細かいことを理解する必要はないので、リスナー同士のコミュニティでしっかり意識あわせをしておくといいでしょう。

そしてもうひとつ、だいじなことがあるっちゃん!

わっ。いつになく真剣なまなざし……

これからミもフタもないことを言うっちゃんけど、耳をふさがず聞いてほしいっちゃん。
だいじなだいじな、おカネの話っちゃん。

あー……。はい。
覚悟して聞きます。

結局のところ、最後に勝負を決めるのはギフティングの量っちゃん。
その準備をしっかりすることが、何はなくともの大前提っちゃんね。

湯水のようにつぎこめば殴り勝てる、というのは事実ですが、そうもいかないものでしょう。
だからせめて、リスナーひとりひとりがふりしぼって積み上げたものを、ちょっとしたミスで無駄にしないようにしたいものです。

それはホントにそうですねー。

石油王なんて、いないっちゃんよ。
普通の生活をしているひとりひとりが、それぞれ勇気を出してしぼり出したおカネなんだっちゃん。

たしかに……。

まず、ゴールドの購入は早めにしておきましょう。
最終枠で危なくなってから買えばいいや……という考えは事故のもとです。

最近はクレジットカード会社でのオンラインショッピングの利用確認が厳しくなってるっちゃん。
短期間に連続してネットショッピングをすると、少額でもすぐにカードが止まっちゃうっちゃんよ。

そうなんですよ、経験あります。
メールとかSMSで通知が来て、すぐに解除はできるんですが。

そのタイムラグが、最終盤では命とりになるっちゃんね。
だから、最終盤で使う予定のゴールドは、できれば前日までに準備を終えておきたいっちゃん。

1位を目指すのであれば、多少……というか、それなりの量がオーバーキルになるのを承知で蓄えておく必要があるでしょう。

うう……
やっぱり最終日ってこわい……。
最終枠(4/14 ラスト60分)

そんなこんなで最終日、最後の最後の最終枠ですが……

まあ、やることはひとつしかないっちゃんねー。

はい。
油断せず、ラスト1分、30秒、15秒のたたみかけですね。

ブースターや属性ランプなど、特殊な要素があるにはありますが……。
最終的にはそういうことです。

どれだけリードしていても、逆転はぜったい起こるものと考えるべきっちゃん。
だから、大玉は最後の最後まであっためておくっちゃん。

そのとおりです。
実際に逆転されていようがいまいが、手持ちのすべてを最後の10秒でぜんぶ出しきる。
結果的に不要なダメ押しになってしまったとしても、逆転負けよりはマシ。
そういう覚悟が必要ですね。
属性ギフトのおさらい

とりあえず、流れは確認できました。
さっき言っていた属性ギフト関連、教えてください。

基本はリスナー全員が同じ属性で揃えたほうがいい、ということは前回に説明したとおりです。
今回は、最終盤での戦い方……属性ランプをからめた戦略について説明していきますね。

お願いします!

まずはおさらいを。
このお話で登場するギフトはたった3種類です。

はい。
ブースター、属性、魔獣ですね。

そのとおり!
それぞれのコストはこんな感じっちゃん。
ブースター
●入手コスト
・一般リスナー:1,000スター
・マスター:1,000スター もしくは 1,000ゴールド
●獲得ポイント
0ポイント
属性
●入手コスト
・一般リスナー:5,000スター
・マスター:5,000スター もしくは 5,000ゴールド
●獲得ポイント
5,500ポイント(ブースター使用時:6,000ポイント)
魔獣
●入手コスト
・一般リスナー:入手不可
・マスター:50,000ゴールド
●獲得ポイント
55,000ポイント(ブースター使用時:60,000ポイント)

あ、そうだ!
属性ギフトは2つ以上使わないと意味ないっていう話があったんですが、ホントですか?

んー。それは正解でもあり、間違いでもありっちゃんね。

???

単純に、費用対効果の問題です。
ブースターで属性ギフトにボーナスを加算した時、得られるポイントは5,000の10パーセントなので、500ポイント。
ブースターそのもので1,000ポイントぶんを消費することになるので、ブースター + 属性ギフトひとつだと、トータルで損している、ということになりますね。

厳密に言うと、属性ギフトふたつだったらブースターを使っても使わなくても同じっちゃんね。

あ、なるほど。
ひとりで属性ふたつ投げないと意味ないってわけじゃないんですね。

そういうことです。
ブースターの効果が続いている3分間のあいだに飛んだ属性ギフトが、ひとつだと損。ふたつでトントン、みっつ以上からボーナスの効果を発揮する。そんな計算上の話です。

実際のところ、ブースターって余りまくるっちゃん。
適切なタイミングでブースターを飛ばして、その属性に合わせてギフティングすれば、属性ギフトの個数なんて気にすることないっちゃんよ。

そのために、役割分担が大切になるわけです。
次の章で、しっかり解説しますね。
リスナーの役割分担

まずは下のチャートを見てほしいっちゃん。
これで、自分がどの役割のリスナーになれるかがわかるっちゃんね。


なるほど……。
ボクは今、2,500スターしか持っていないし、称号もないのでブースト担当なわけですね。

決勝までに毎日ログインしてスターをためれば、属性ギフターになるっちゃんよ。

そして属性ギフトを投げ終えたら、ブースト担当にクラスチェンジですね。

あ、そうか!
役割って一定じゃなくて、ゴールドやスターの獲得/利用に応じて変化していくんですね。

さっきブースターは余りまくる、といった理由がそれっちゃん。
属性ギフトを投げ終えて、中途半端に1,000とか2,000とか残ったスターはブースターにしか使えないっちゃん。

結果、使いどころのないブースターが余るというわけです。

なるほどー。
どうせ余っちゃうんだから、コスパとか考えてもしょうがないですね。
さっきの「ブースター + 属性ギフト個数」問題、解決しました!
属性ランプ

さてさて。
いよいよ属性ランプの効率的な使い方について考えてみるっちゃんよ。

はい! お願いします!

まず、おさえておかなくちゃいけないのは……
属性ランプのコンプリートは、ひとりじゃできないってことっちゃん。

少なくとも4人、それぞれ属性の違うリスナーが必要ってことですよね。

そう。そしてもうひとつ忘れちゃいけないのが……
ランプのコンプリートは、2日かけた大仕事だってことっちゃん。

えっ? 2日!?

Aライブのユーザーは、自分の属性を自由に変更できますが、反映されるのは毎日00:00の1回だけ。
つまり、属性ランプを点灯させるために、誰がどの属性をセットするのか決めてプロフィールを変更する作業は、勝負の前日にしておく必要がある、ということです。

それを忘れちゃうと、最終日に属性ギフトを投げる担当だった人が欠けて、ランプ全点灯ができなくなる大惨事っちゃん。

お、おそろしい……。

そうなることを防ぐために、予備日を含めて2日前……
具体的には4月12日までに、最終日シフトの属性に切り替えておくのがいいでしょう。

そのほかに、事前に決めておくことはありますか?

属性ランプを、魔獣で全点灯させるのか、属性ギフトでするのかは先に決めておく必要がありますね。
たとえばマスターが3人しかいなかったら、3属性までしか魔獣を使えないので魔獣ランプの全点灯はそもそも無理です。
まずはマスターの人数確認から始めましょう。

うまいこと4人以上マスターがいたら、彼ら魔獣遣いの属性をダブらないように振り分けるっちゃん。
ここまでが第一段階。

続いて、マスターではないけれど5,000スター以上を持っている属性ギフターを、同じように各属性に振り分けていきます。
最後にブースト担当を振り分け。属性ギフターが中途半端にスターを余らせそうなら、ブースト担当兼任でもいいですよ。

最終日の前日、4月13日までには、こういう役割分担を決めておくっちゃんね。

あの、ひとつ質問が……

なんだっちゃん?

もし、もしですよ?
ゴッドの称号を持ってる人がいたら……?

たとえ仲間にも、それは言わない方がいいっちゃん。
しれっと魔獣遣いのふりをしておくべきっちゃんね。

そうですね。ゴッドの称号を得たリスナーは、まさに切り札。
全属性ブースターやゼウス、女神は、最後の最後まで隠し持っていてほしいものです。

か……カッコいい!
最終枠シミュレーション

ところで。
よくよく考えてみると、実はブースターって4本、あるいは最大で8本あれば足りるっちゃん。

というと?

そうですね……
では、ちょっとシミュレーションしてみましょうか。
最終日の4月14日。22:00がゴールだとした場合の〈理想的な流れ〉を考えてみましょう。

おおー。

他の候補者さんの点数がどう動くかはとりあえず無視。
自分たちがそれぞれの役割で何をするかの参考にしてほしいっちゃん。

そして、タイムマネジメントも考慮したハリーアップ・オフェンスにしています。

と、いうと?

ブースターの効果時間を使いきろうとすると、4発で12分もかかってしまいます。
これだと最終盤のスピード感に合わせられないので、効果切れの前に次のブースターを打ちあげて、回転を早くしていきます。

なるほどー。

じゃ、いくっちゃん!
最終日21時53分から、怒涛の7分間だっちゃん!!
21:53:00
ブースト担当・炎:ブースター投入
属性ギフター・炎:属性(炎×1)投入
21:53:30
ブースト担当・氷:ブースター投入
属性ギフター・氷:属性(氷×1)投入
21:54:00
ブースト担当・風:ブースター投入
属性ギフター・風:属性(風×1)投入
21:54:30
ブースト担当・地:ブースター投入
属性ギフター・地:属性(地×1)投入
属性ランプ(属性ギフト)コンプリート
スペシャルブースター 発動
一般リスナー:通常ギフト(単価5,000ゴールド以内)投入
21:57:30
スペシャルブースター 効果切れ
ブースト担当・炎:ブースター投入
魔獣遣い・炎:魔獣(炎×1)投入
21:58:00
ブースト担当・氷:ブースター投入
魔獣遣い・:魔獣(氷×1)投入
21:58:30
ブースト担当・風:ブースター投入
魔獣遣い・風:魔獣(風×1)投入
21:59:00
ブースト担当・地:ブースター投入
魔獣遣い・地:魔獣(地×1)投入
属性ランプ(魔獣)コンプリート
スペシャルブースター 発動
全リスナー:全ギフト投入
21:59:59
イベント終了

どうっちゃん?

そ……想像しただけでドキドキします……。

こう考えると、最後にスペシャルブースターが飛んだあとの追い上げが、めちゃくちゃ重要っちゃんね。

そうですね。
すでに魔獣は使い切っているかもしれないですが、通常ギフトでも高額にラインナップされているものがかなり効きそうです。

リスナー全員が一致団結しないと勝てないってことか……。

今回、属性ギフトと魔獣で2回ランプを全点灯させる形でやってみたっちゃんけど……。
魔獣一発に絞って、最後のスペシャルブースター後のギフティングを厚くするのでもいいっちゃん。

スペシャルブースターの効果より、ランプ全点灯のボーナスギフトを重視する考え方もありますね。
その場合、魔獣ランプを2セット回すことにして、1回目のスペシャルブースターは無視して2サイクル目に入る、という戦略もあり得ます。

あ。それだとスペシャルブースターの効果中に2周目の魔獣を投げられるので、属性ブースターは7本で済みますね。

そうそう!
だいぶわかってきたっちゃんね。

そんなふうに、どの属性ランプをどのタイミングで何回点灯させるのか、事前にリスナーで約束しておかなくちゃいけないってことですね。
現実のおはなし

今のシミュレーションどおりに動いたとして、どれくらいのポイントが入るんですか?

スペシャルブースター後のギフティングしだいっちゃんけど……

属性ギフトと魔獣、そしてランプ全点灯のボーナスだけで、286,000ポイントです。

スペシャルブースターの後で飛ぶ通常ギフトとかも入れて、30万とか40万ポイントか……。

意外と少ないって思ってるっちゃんね?

え? いやいやいや、そんなことは……

隠さなくてもいいっちゃん。
たしかに、これ一発で何かがひっくり返りはしないっちゃんね。

決勝ラウンドともなると、1位の獲得ポイントは250万か300万か……。
400万ポイントを超えたとしても、まったくふしぎではない世界ですものね。

はい。正直言うと、もうちょっと期待してました。

ま、このシミュレーションはあくまで骨組み。
たとえば、ランプを点灯させるのに使う魔獣の数を2体、3体と増やしていくとか、ポイントをはね上げさせる方法はあるっちゃん。

突出して高額ギフトを使うリスナーがいなくても、総力戦になればラスト3分で30万ポイントくらいなら簡単にひっくり返されるんだという、守備側の心構えにしていただくのもいいでしょう。

たしかに!
30万ポイント、40万ポイントはぜんぜんリードじゃないってことか……。
Conclusion

今のところ言えるのは、このくらいだっちゃん。

Aライブは、他の配信プラットフォーム以上にリスナー同士の連携がものを言います。
このオーディションを通して、ファン同士の絆も深まるといいですね。